不老不死は可能なのか?寿命を延ばす行動心理学

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こんにちは!もちおです。

今回は、専門外ではありますが最近独学で勉強している心理学についての記事になります。

どうぞ最後まで見ていってください!

 

さて、かつてはおとぎ話のように考えられていた「不老不死」について皆さんはどこまで信じていますか?

おそらく、未だに信じがたいもののように考えていると思います。それもそのはず、私たち一般人には、不老不死についての実験の現状など、自分で調べない限り情報が入ってきません。

しかし、「不老不死は実際実現可能なのか?」「どこまで研究が進んでいるのか?」について興味はありますよね。

そこでこの記事では、発達心理学という、人間の生まれてから死ぬまでの一生を研究する学問からの実験を元に、老化のメカニズムや寿命を延ばす(あくまで机上の)方法を解説し、不老不死について考察していきます。

 

 

 

■1 老化の現状

 

まず、老化の現状ですが、このグラフからも分かるように、日本人の平均寿命は年々増加し、2015年には男性80.79歳、女性87.05歳と世界でも最高水準となっています。

日本は世界1の健康大国、老化大国なのです。

そう!日本人は最も不老不死に近い存在なのです。

 

老化の定義

 

発達心理学では、老化をどのように定義しているのでしょう?

世界保健機関(WHO)の定義によると65歳以上が高齢者と定義づけられており、65歳から老化が進むかのように言われていますが、実際には65歳を過ぎても健康的で活発な高齢者もいます。

しかし、逆に体力や気力に限界を感じ、社会的活動から引退している人もいます。つまり、老化には個人差があるのです。

そこで発達心理学では老化を、以下のように定義しています。

 

  1. 時間の経過とともに生体内で起こる変化
  2. 細胞が成長をやめるときに細胞内に起こる変化の副産物
  3. ホメオスタシス(恒常性)が減少し環境に適応する能力を失っていく過程

 

このほかにも、血管が古くなっていく過程や細胞の脱水の過程など、研究者によってバラバラに定義しています。

 

 

 

 

■2 不老不死は可能なのか?

 

 

老化の原因

 

では、何が老化を引き起こす要因となっているのでしょう?

結論から言うと、いまのところまだ明らかではありません。もし、この問題に対する答えが明らかになったら、私たちの寿命はますます延びることになるでしょう。

ネタバレしちゃうと、不老不死はまだまだ実現できないということですね。

話を戻します。今、一般的に老化に関係しているといわれていることが3つあります。

 

① 有害物質蓄積説

② プログラム説

③ 擦り切れ説

 

それぞれを簡単に説明すると、日々の呼吸や食事で長い期間をかけて摂取した有害物質が蓄積したことによって老化が引き起こされると考えるのが「有害物質蓄積説」。

遺伝子のレベルで老化や寿命がすでに組み込まれているという考えが「プログラム説」。

身体や組織が古くなることが老化であるという考えが最後の「擦り切れ説」です。

 

もう少し足を踏み入れます。

これらの中で、有害物質蓄積説の代表例として「フリーラジカル説」を、プログラム説の代表例として「テロメア説」、擦り切れ説として「血管の変化」をそれぞれ紹介します。

 

フリーラジカル説

 

私たちの体の細胞の中にはミトコンドリアという器官があって、そのミトコンドリアでは呼吸によって運ばれてきた酸素がエネルギーに変えらるということは、多くの人がご存知だと思います。

実は、その呼吸の過程で活性酸素という有害な物質が体内に取り込まれているのです。

本来、私たちの体は有害な活性酸素を除去する機能が備わっていますが、年齢を重ねるごとにその機能が衰えることが分かっています。

そのため、有害な物質が蓄積し、老化が進みます。

 

テロメア説

 

遺伝子DNAの両端には、テロメアという部分があります。このテロメアという部分は、細胞分裂によって消耗することが知られています。その消耗の程度ですが、細胞分裂50回で消滅するといわれており、人間の細胞には限界があることになります。

このプロセスを通じて老化の始まり、老化の進行、あるいは寿命までプログラムされているのでないかと考えられています。

 

血管の変化

 

人間の血管は、必要に応じてその形を変えるといわれています。例えば、運動をしたときなどは体の様々な場所で酸素や栄養素が必要になってきます。そのようなとき、スムーズに多くの血液を運ぶために血管が拡張されます。

しかし、年齢を重ねるうちに、血管拡張物質である一酸化窒素の分泌が減少し、血栓の生成を促進し、脳梗塞や心筋梗塞を引き起こすといわれています。

 

 

 

■3 寿命を延ばす方法

 

 

上で述べた老化の原因を参考に、寿命を延ばすための様々な実験が行われてきましたが、

残念ながら、現在ほとんどの研究が失敗に終わっています。

例えば、フリーラジカルを除去するためのサプリメントを摂取するという方法が考えられ、実際にそのサプリメントが販売されていますが、寿命を延ばすのに効果的であると証明した研究はいまだ存在しません。

このような現状で、現在、発達心理学では寿命を延ばすというよりも、若いからだを保つという本来のアンチエイジングとは違った試みが主流になっています。

しかし、寿命を延ばす研究は続いています。

 

カロリー制限

 

今はまだ動物実験の最中ですが、「カロリー制限」が科学的証拠を得られそうなアンチエイジングとして注目を浴びています。

 

上の図は、マウスに対してカロリー制限を行ったときの生存率の変化を表したグラフです。

明らかにカロリー制限を行ったほうが寿命が延びていますよね。

2009年にはサルに対しても同様の実験が行われましたが、カロリー制限によるアンチエイジングが科学的に証明されました。

はたして人間に効果はあるのかといった点は、今後に期待となります。

 

 



 

■4 まとめ

 

 

「不老不死は実際実現可能なのか?」についての答えとして、現状では、実現不可能という結果になります。

まだまだ老化のメカニズムに不明な点があり、有効かと思える実験も動物実験に留まっているのが現状です。

平均寿命が延びているため、不老不死に繋がる研究が佳境に向かっていると思われがちですが、それは医学の発展によって病に対抗できるようになったからで、根本的な不老不死への道はまだまだ未開拓です。

しかし、iPhoneの登場が世界を変えたように、今の時代何が起こるかわかりません。もしかしたら突発的に老化のメカニズムが解明され、不老不死になれるかもしれません。

不老不死の探求は今後もまだまだ続きそうですね。

 

 

今回の記事はここまでです!最後までご覧いただきありがとうございました。

この記事のほかにも皆様のお役に立てるであろう記事を書いていますので、よかったらぜひそちらもご覧ください。

 

 

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botamoti

横浜国立大に通う大学生です。 心理学論文を読むのが趣味という変態ですw 「恋愛・教育・スポーツ・行動」など様々な心理学をブログで投稿しているので、興味がある方ぜひご覧ください! 経歴 Googleアドセンス6記事で一発合格 現在の収益→平均100円/Day