スポーツ心理学が明かす!精神を鍛えるのに適したスポーツとは?

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スポーツを始める人の中には、精神面を鍛えたいという人が、一定数いると思います。

しかし、どのスポーツが精神を鍛えるのに最も適しているかなんてわかりませんよね?

そこで今回は、スポーツ心理学によって明らかになった、競技ごとの「心理的競技能力」を紹介し、どの競技が精神面を鍛えるのに適しているのかを明らにします。

 

今回、引用した論文は以下の通りです。

岡本昌也 高津浩彰 寺田泰人 「個人種目選手とチーム種目選手の心理的競技能力」愛知工業大学研究報告 2009

 

 

 

■1 心理的競技能力とは?

 

スポーツでは、身体的能力と精神的能力の2つの能力がその選手のプレーを左右するといわれています。

近年まで、身体的能力はもちろんのこと、精神的能力にも多くの役割があると考えられていましたが、科学的な根拠が得られていませんでした。

しかし、永徳らは、競技に必要な精神的能力を心理的競技能力と定義して、精神的能力の調査方法を開発したのです。下のような12項目を用います。

この調査方法を用いて、競技ごとの心理的競技能力を測ることで、その競技に求められる精神的能力、つまり、獲得が求められる精神力が明らかになりました。

そして、それに関連して、どの競技がどのような精神的能力を獲得できるのかも分かるようになってきたのです。

以下では、心理的競技能力が高いスポーツを明らかにし、いったいなんの競技が精神力を鍛えるのに向いているのかを明らかにしていきたいと思います。

 

 

 

 

■2 個人競技か団体競技か

 

 

個人競技と団体競技ではどちらが心理的競技能力が高いのでしょうか?

それぞれの心理的競技能力を上のグラフのように求めると、「自己実現意欲を除いたすべての心理的競技能力で団体種目の方が平均値が高かった。」という結果になりました。

つまり、個人競技よりも団体競技のほうが、精神的能力が必要で、鍛えられるということになります。

 

 

 

■3 精神を鍛えるのに適したスポーツとは?

 

 

今回引用した論文では、フェンシング・陸上中距離選手・硬式野球・ラグビー・卓球・スキーの6種目が対象に心理的競技能力が検証されました。

例えばフェンシングであれば、闘争心や勝利意欲は高かったのですが、判断力やリラックス能力に欠点があることが判明しました。

他にも、卓球であれば、闘争心や自己実現意欲は高い値をとっていましたが、予測力や判断力に落ち込みが見えました。

このように、ほとんどの競技に何らかの落ち込みがみえました。しかし、1つだけ例外の競技がありました。

それが「硬式野球」です。

硬式野球だけは、すべての能力において他の競技選手よりも優れていることを示しており、また、バランス的にも落ち込みがなく、バランスのとれた心理的競技能力であることが示されました。

つまり、硬式野球が最も精神力を鍛えるのに適したスポーツということになります。

 

 

 

 

■4 まとめ

 

 

どのような競技が最も精神力を鍛えるのに向いているのかについて、心理的競技能力を基準に考えてきました。

やはり、個人競技よりも団体競技のほうが、協調性や闘争心の大きさも関係して、精神的能力が求められてきます。

また、どの競技よりも硬式野球が、団体競技であることも影響してか最も精神力の鍛えられる競技という結論に至りました。

みなさん、精神力を鍛えたい、たくましい子供を育てたいのなら、硬式野球ですよ!

 

 



今回の記事はここまでです!最後までご覧いただきありがとうございました。

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