「不登校からの立ち直り」心理学が明かす初期段階で気をつけるべき5つのこと

スポンサードリンク

今も昔も変わらず存在する不登校問題。

一時期はその数が減少したものの、それはあくまでも一時的なもので、近年は不登校の割合は上昇しまたもや社会問題として注目されてきています。

不登校問題はそのような大きな問題ですが、心理学は長い間戦ってきました。

子供が不登校になって立ち直るまでの過程を調査し続け、データを分析し、その結果を発表してきたのです。

今回は、そんな不登校に対する心理学研究で明らかになった不登校の子供に対する健康的なアプローチを紹介し、みなさんが不登校の子供と接する手助けになればと思います。

 

ちなみに、この不登校へのアプローチはその段階ごとに記事を書く予定なので、おそらく1つの記事ではなく、複数で1つという長編作になると思います。もしよろしければすべての記事をご覧ください。

 

参考文献

竹中哲夫 「不登校・ひきこもりの理解と回復への援助ー健康心理学 (ポジティブ心理学) 的アプローチー」 日本福祉大学社会福祉学部・日本福祉大学福祉社会開発研究所 「日本福祉大学社会福祉論集」 第112号 2005年

 

不登校初期段階で気をつけるべき5つのこと

 

 

1: 原因探しにこだわらない

 

不登校の原因探しにあまり精を出さないほうがいいです。

もしも本人が原因に触れてきたときは、しっかりと聞いてあげて対処してあげるべきですが、通常、原因は分からないものです。

というのも、不登校というのは様々な要因が積もり積もって発生するもので、特定の原因を探り当てるのは困難なのです。

そのため、原因探しはとりあえず置いておくべきでしょう。

 

2: 体調の変化の対処法

 

不登校になる直前・直後に腹痛や頭痛、気分の悪さなどの症状を訴えてくる場合が多いです。

しかし、病院に連れて行っても特に問題なしという結果になることがほとんどでしょう。

そんな時もしかして仮病かなと疑いたくなると思いますが、本人がなにかしらの苦痛を抱えていることは事実です。

「苦しいときはとりあえず休みましょうね」と言ってあげましょう。

 

 

3: 不登校には一歩一歩対処

 

不登校になると学校に行けなくなるだけではなく、外出することや、コミュニケーションなど他の社会活動もできなくなることが多く、親御さんも先生も不安や不満を覚えると思います。

このような時、できないことに目をむけるより、できること(可能性)に目を向けることが大切です。

小さなことでも今できていることを積極的に評価する心構えをしておきましょう。

しかし、褒めすぎるというのはダメです。

子供が悲観的になっているときにオーバーに励まして「すぐいけるようになるよ」なんて楽観的な事を言ってはだめで、「できることをゆっくり時間をかけていこう」という言い方が自然でいいですね。

「人通りの少ない雨の日に、保健室の入り口で先生に会うことならできる」という子供がいました。その子は、一歩一歩学校に戻っていったという例もあります。小さなことからゆっくりと改善していきましょう。

 

 

4: 「かくあるべし」という助言はだめ

 

「登校すればあなたの利益になるよ」や「学校に行かなければ将来困るよ」などの助言は、もっともらしい言葉ですが、効果はありません。

そんなことは、本人が1番分かっていることで、それができるなら苦労はしないでしょうから。

良かれと思って言うのだと思いますが、「かくあるべし」という助言はやめておきましょう。

 

5: 機会をふやしてあげよう

 

不登校の子供は、様々なことができない状況ではありますが、それでも実行可能な具体的な道筋を示してほしいと願うものだそうです。

できないなりに行動したいのでしょう。

そのため、一見回り道や後退のように見える行動であっても、少しでも継続や工夫をともなう行動なら積極的に助言してあげましょう。

「それならすでにやっている。やっていることを続ける (機会を増やす) ことならできる」 「それなら実行できる, やってみよう」と思えるような助言が意味を持ちます。

 

まとめ

 

 

不登校というのは、様々な要因が積もり積もって発生するもので、その原因を特定しようとしてもおおよそ労力の無駄になることが多いです。

それよりも、今、その子供にできることを評価し、高めてあげることが重要なのではないでしょうか?

どんなに小さなことでも一歩一歩進めるように、子供が続けていけそうな行動を助言してあげること、それに時間がかかっても見守ってあげましょう。

不登校は、何も悪い事ばかりではありません。

少し疲れてしまって休んでいるだけです。

若いうちならまだまだ取り返せるので、親御さんも焦らず温かい目で見守ってあげましょう!

 

今回の記事はここまでです!最後までご覧いただきありがとうございました。

この記事には続きがあります。ぜひご覧ください!

 

 

スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です