恋愛心理学が明かす!失恋をバネに成長するための「3つの行動」

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人生において、多くの人が恋愛、そして失恋を経験すると思います。

失恋したとき、相手を恨んだり、旅に出たり、はたまた諦めきれなかったりと、人によって失恋に対する在り方は異なります。

しかし、この在り方ひとつでその後の人生が変わってくるものです。

うまく対処すれば自身の成長に繋がり、逆に失敗すれば対人関係に支障をきたします。

失恋を乗り越え、成長するにはどのような行動が求められるのでしょうか?

この記事では、心理学研究を元に、自身の成長に繋がる行動のタイプを紹介し、具体的にどのような行動をすれば成長できるのかを明らかにします。

 

今回引用した論文は、以下の通りです。

浅野 良輔;堀毛 裕子;大坊 郁夫 「人は失恋によって成長するのかーコーピングと心理的離脱が首尾一貫感覚に及ぼす影響」 2010 日本パーソナリティ心理学会 PDF

石本 奈都美;今川 民雄 「青年期における失恋後の立ち直り過程」 2001 対人社会心理学研究 PDF

 

 

 

■1 失恋時にしがちな行動3タイプ

 

 

人は、失恋時にどのような行動を取りがちなのでしょうか?

とある私立大学の男女114名を対象にした研究をもとに紹介します。

(注釈:コーピングとは、自分のストレスに対して行う意図的な対処のこと。)

 

1:回避型コーピング

 

回避型コーピングは、失恋という、いわばコントロール不可能な状況を直視せず、回避しようとする方略です(加藤,2005)。

例として、「失恋が自分の成長に役立つと思った」「次の恋を見つけようとした」「何かに夢中になった」があります。

 

2:拒絶型コーピング

 

拒絶型コーピングとは、失恋相手に激しい憎悪や敵意を示す方略です(加藤,2005)。

例として、「相手のことを恨んだ」「相手のことを考えないようにした」があります。

 

3:未練型コーピング

 

未練型コーピングというのは、失恋相手に執着する方略です。

例として、「別れたことを悔やんだ」「関係を戻そうとした」などがあります。

 

このように、失恋後の体験は3つのタイプに分類されます。

では、この中で、最も成長につながるのはどのタイプなのでしょうか?

 

 

 

 

■2 回避型が最も成長につながる!

 

 

今回参考にさせていただいた論文では、成長度の尺度として、「首尾一貫感覚」というのを採用しています。

この首尾一貫感覚というのは、人々が適応的な人生を営むにあたって重要とされる感覚です。

簡単に言うと、否定的な事柄を肯定的にとらえたり、自身の精神状態を安定させたり、良好な対人関係を築いたりする能力にあたります。

首尾一貫感覚が上昇した者は成長した者であるとして、3つの行動タイプをとった人にアンケートを取り、首尾一貫感覚を調査しました。

その結果、回避型でのみ首尾一貫感覚が上昇し、残る未練型・拒絶型はそれぞれ低下しました

つまり、回避型の行動を取ったものだけが成長したということです。

 

理由考察

 

回避型において首尾一貫感覚が上昇した理由について、失恋相手に依存しない新たな生活をはじめ、心理的離脱を達成できたという成功体験が関係していると考えられます。

回避型行動における置き換えや気晴らしといった、状況を直視せず、回避しようといった行動は、結果として他者との環境へと向かうことになりやすいのです。

そのため、特定の個人にとらわれない多様なサポートを獲得でき立ち直りを早めることに繋がったり、また、外部との関係を築けたという成功感覚を身につけることもできます。

このように、回避型では、成功感覚が成熟性としての首尾一貫感覚を高めたと考えられます。

長々と説明しましたが、言いたいのはつまり、失恋後の行動として回避型が最も今後の成長に繋がるということです!

 

 

 

■3 失恋をバネに成長するための「3つの行動」

 

 

では、具体的にどのような行動が回避型にあたるのでしょうか?

代表的な行動を3つ取り上げます!

 

旅行

 

気晴らしに旅行に行くというのは、かなり有効です。自分の全く知らない新しい土地に足を踏み入れることで、新たな出会いや発見をすることができるかもしれません。

その結果として、自信や成功感覚が沸いてくることがあります。

 

自身の成長につながったと考える

 

失恋を肯定的にとらえることで、希望が湧き、その他のストレスへの反応を低下させることができます。

 

電話番号を消す

 

失恋相手の電話番号を消すという行為は、回避型行動になります。

過去のことは忘れて、次に向かうことで、暗い感情を引きずったまま外部へ悪影響を及ぼす危険がなくなります。

 

 

 

■4 まとめ

 

 

これまで、失恋を成長につなげるための行動について述べてきました。

成功感覚の獲得による首尾一貫感覚の上昇を成長と定義して、3つの行動タイプを比べた結果、回避型コーピングが最も有効であると結論付けられました。

しかし、これはあくまでも失恋における話であることを忘れないでくださいね!

回避型コーピングがすべての状況で成長に繋がるというわけではありません。

失恋という大きな挫折を乗り越えるため、ぜひ参考にしてみてください!



今回の記事はここまでです!最後までご覧いただきありがとうございました。

この記事のほかにも皆様のお役に立てるであろう記事を書いていますので、よかったらぜひそちらもご覧ください!

 

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