最先端プレゼンロボットがすごい!心理学はここまで来ている

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近年の科学技術の発達は、人類史上でも類を見ないほどのスピードとなっていますよね。

そんな中、特に注目されているのが、AI、人工知能の発展です。

人と同等、またはそれ以上の知恵をもつ人工知能がさまざまな場所で活用されるようにまでなっています。

良く知られているのでいうと、Siriや、ペッパー君などでしょうか?

ペッパー君は某寿司屋さんで使われていますよね。

ペッパー君を見てると、このような人工知能をもったロボットたちが、今後人類の職を奪うという話が本当に起こりそうな気もします。

 

ペッパー君やSiriなどの有名どころはすでに知名度が高く、皆さんすでにご存知だと思いますが、世の中には、私たちの未来の職を奪いそうなすごいロボットがまだまだたくさんいます。

最先端のロボットはどのくらいすごいのかを知りたくありませんか?

今回はプレゼンテーションをおこなうロボットを紹介し、どのような場面で使われるのか、はたして実用的なものなのかを、心理学の側面から見ていきます。

 

今回引用した論文は以下の通りです。

増田 寛之;川本 哲也;澤井 圭;本田 達郎;小柳 健一;玉本 拓巳;大島 徹 「小集団とインタラクションを行うプレゼンテーションロボットの開発」 日本知能情報ファジィ学会誌 Vol.30 No.5 PP.667-674 2018 PDF

 

 

 

■1 プレゼンロボットまさる君

 

 

今回、紹介するのはプレゼンロボットのまさる君です。

まさる君は、富士ソフト製ヒューマノイドロボットで、以下のような能力・特徴があります。

 

まさる君の能力・特徴

 

形状は人型で、腕や足の駆動、発音、音声認識、個人特定、LEDによる表情の表現などが可能です。

また、SPCという開発環境が用意されており、話す、聞く、歩くなどの命令をすることができます。

話す、聞くという能力があるため、プレゼンテーションはもちろん、そのプレゼンテーションで参加者に質問し、その質問に答えるということもできます。

 

このように、本物の人間のような能力を持つまさる君ですが、はたしてどれくらい実用的なのでしょうか?

それを調べるために、実際にプレゼンテーションをさせる実験が行われました。

 

 

 

■2 はたして実用的なのか?

 

 

実験内容

 

まさる君のプレゼンテーション能力を見極めるため、研究室紹介と称して、オープンキャンパスに訪れた学生たちに対して、プレゼンテーションを行わせました。

流れとしては、以下の通りです。

  1. 始めの挨拶
  2. 学科の概要
  3. 研究室で行われている研究についての説明
  4. 質問・回答
  5. 終わりの言葉

 

この中で、最も注目したいのが、4番の質問・回答です。

プレゼンで聴衆の心をつかみ、参加させるのに問いかけが有効であることは皆さんご存知ですよね。

その大切な問いかけがしっかりできているのか確認していきます。

 

この実験では、1回のプレゼンの中で2度質問・回答が行われました。

 

まさる君によって4択の質問が学生たちに与えられ、図のように、学生たちは配られた「札」を机の上にある回答枠に置きます。

その札の位置をまさる君は認識し、最も札の多かった質問に答えるという仕組みです。

 

はたして、この質問方法が聴衆の注目を集めたのかに関してですが、それを調べるために学生たちの「よそ見率」というものを計測しました。

その結果、普段の学生たちの平均よそ見率は10~30%なのにもかかわらず、このまさる君のプレゼンのよそ見率は10%未満という結果になりました。

それは、学生たちが自分の回答がロボットの応答にどのように影響するのか、高い関心を持ってプレゼンに参加していたからの結果だと思います。

 

実際、このオープンキャンパスに参加していた学生も、以下のような感想を述べています。

親しみやすいキャラクターであった。

まさる君が賢かった。

ロボットが票を認識して授業に反映しているのがすごいと思った。

 

まさる君の質問は、プレゼンへの聴衆の参加に一役買っていたということですね。

これらの結果より、学生たちが大きな興味を示すロボットによるプレゼンは、人に言葉を伝えるという点で優秀な存在であり、実用的であると言えます。

 

 

 

 

■3 今後どのような場面で活躍するのか

 

 

小学校の先生

 

現在、教育の場でもロボットを授業に活用する研究が行われています。

実際、小学生に対してアンドロイドロボットを用いて授業を行った結果、生徒の理科やロボットへの関心が向上したという実績もあります。

 

教師の補佐

 

英語の授業に教師のアシスタントとしてロボットを導入した実験もあります。

その結果、生徒はロボットの行う授業に対して高い関心を持つことが確認されました。

 

このように、ロボットを用いて授業を行うことで、子供たちの勉強意欲も上がり、ロボットへの関心が高まることでロボット業界がより栄え、なにより今社会問題化している教師の負担が軽減されるというメリットがあります。

 

 

 

 

■4 まとめ

 

 

「歩く・話す・聞く」など、人間にそっくりなまで高い能力をもつプレゼンロボットのまさる君は、学生たちの興味を惹き、質問する姿は人々を魅了します。

その効果は、よそ見率というデータからも明らかです。

このような、プレゼンロボットとして優秀であり、実用的と考えられるまさる君は今後、小学校の教師や教師の補佐として、教育の場で大きく活躍すると考えられており、様々な業界からおおいな期待を寄せられています。

一刻も早い活躍に期待ですね!

 

 

今回の記事はここまでです!最後までご覧いただきありがとうございました。

この記事のほかにも皆様のお役に立てるであろう記事を書いていますので、よかったらぜひそちらもご覧ください!

 

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