「私の子が不登校に?」不登校を防ぐ教育心理学

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小中学校というのは、子供にとってとても大切な時期です。

学業においても、人間形成においてもこの小中学校という時期における影響は今後の人生を左右します。

しかし、そういう周りからの影響を大きく受ける時期だからこそ、その環境に馴染めず、不登校になる子供が多くいます。

大切なわが子には不登校になってほしくない。

そのような親御さんのために、この記事では、不登校になりやすく、気を付けるべき時期や、不登校の原因、対処法を教育心理学論文から紹介します。

 

 

 

■1 不登校になりやすい時期

 

 

最新の論文でこのような研究結果がでました。

「1年次に遅刻回数が30日以上のものは、2年次に長期欠席者になる確率が高かった。また、2年次に遅刻回数が30日以上のものが3年時に長期欠席者になる確率も、同様に高かった。学校ストレスが長期欠席に及ぼす影響は、遅刻が30日以上であるかのみであった。」(命婦 2012)

 

つまり、比較的低学年のうちに、遅刻の兆候がある子供は不登校になる可能性が高いということになります。

具体的な数字として、年間30日以上とありますが、これは月4回程度、週に直すと1回という数になります。

そうです。意外と少ないのです。

これまで、週に1回程度の遅刻であればあまり問題視されていませんでした。しかし今回の研究で比較的軽度な休み頻度の子供にも注意しなければいけないことが明らかになりました。

 

 

 

 

■2 不登校の原因

 

 

不登校になる原因は、ほとんどは、学業についていけなくなったことにあります。

度重なる遅刻や欠席が理由で授業に出られず、次第に授業に置いて行かれてしまうのです。

しかし、これはあくまでも度重なる欠席による結果です。

おおもとの原因は欠席を始めた時点にあります。

 

欠席のはじまりとして大きく2種類に分けられます。

一つは、仮病や遊びなどの妥当な理由に基づかない欠席。

そしてもう一つがケガや病気などの妥当な理由による欠席です。

 

この記事で、重要となってくる点は、2つ目の欠席です。

不登校に繋がるのは欠席による学業の遅れですが、その欠席に繋がるのは、けがや病気などの避けられない原因である場合もあるのです。

つまり、けがや病気で休む子供たちも不登校になる危険があるということです。

 

 

 

■3 対処法

 

 

では、不登校を未然に防ぐにはどうしたらよいのでしょうか。

 

未然防止

 

こんな研究結果があります。

「遅刻・欠席を左右しているのは、他者への非難でも、自己責任性でもなく、罪悪感であった。
自分が休むことで、相手を不安にさせるという罪悪感が遅刻・欠席を少なくさせる。」(川上 2007)

 

つまり、学校を休ませないようにするには、「罪悪感」を覚えるようにすればいいのです。

しかし、罪悪感というのは、他者とのつながりや、自分の役職があって初めて生まれるものです。そのため、不登校になる前から、子供に学校での役割を認識させ、周りの人とのかかわりの大切さを教えておく必要があると思います。

 

不登校になってしまった子供への対策

 

先ほど述べたように、学業についていけなくなってしまっていることが学校復帰の足かせになっていることが多いです。

このような場合の対処法として、保健室登校に代表される、教室外登校が得策であると思います。

不登校という問題は、かなり大きなものとなっています。学校に1人や2人であれば、家庭内での解決を求めるべきだと思いますが、今や、そんな規模の問題ではないのです。

このような大きな問題に対しては、学校単位の教育サポートが実施されるべきであり、その方法の1つとして、教室外での個別教育が最も有効であるでしょう。

 

 

 

 

■4 まとめ

 

 

不登校というのは、勉強に不真面目な人ばかりがなるのではなく、病気やケガなどのやむを得ない理由で休む子にも起こりえます。

近年の研究で、不登校になる可能性の高い子供の兆候は、比較的軽い段階からでも察知できるようになってきました。

しかし、未然に防止するにしても、復帰を後押しするにしても、学校側のサポートがかなり重要となってきます。

子供たちにしっかりと役割を与え、学習に遅れが出ている生徒には個別のサポートを施すなどの対策を取らないと、不登校問題はますます深刻なものになるでしょう。

子供たちを守るためにも、まずは私たちが学校側に協力を求める働きをする必要があるのではないでしょうか。

 



今回の記事はここまでです!最後までご覧いただきありがとうございました。

この記事のほかにも皆様のお役に立てるであろう記事を書いていますので、よかったらぜひそちらもご覧ください!

 

 

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