【集団心理】日本人が手を挙げて発言しないのには傍観者効果が関係していた!?

スポンサードリンク

 

「ドイツ人を黙らせるのはしんどいが、日本人をしゃべらせるのはもっとしんどい」

この言葉は、国際会議などでよく言われている言葉だそうです。(笑)

 

日本人は世界的に見ても自分の意志を主張するのが苦手な民族です。

上の言葉からも分かるように、国際会議の場で日本人がバカにされるほどです。

実際、大人数で受ける授業では、発言する生徒はごくわずかですし、発言した人がまるでヒーローであるかのような評価をうけることもあります。

このように物静かな日本人ですが、その姿勢はいったいどこから来ているのでしょうか?

やはり遺伝的なものなのでしょうか?

今回は、日本人が積極的に発言しない原因について話していこうと思います。

 

 

 

日本人が手を挙げて発言しないのには傍観者効果が関係していた!?

 

 

日本人が大勢の前で手を挙げて積極的に発言しないのには傍観者効果というものが関わっています。

傍観者効果というのは、人種や年齢にかかわらず、ある事象への参加者が増えれば増えるほど人が傍観的になるという現象です。

すこし分かりにくいと思うので、実際に起こった、この傍観者効果に関連した事件を紹介します。

 

 

キティ・ジェノヴィージュ事件

アメリカのニューヨークでキティという女性が殺害される事件があった。

この事件の特殊性は、女性の叫び声に気づいた近所の住民38人もの人々が目撃していたものの、30分以上もの間、誰一人として警察に通報しなかったということだ。

 

この、だれも通報しなかったというのが、傍観者効果の影響なのです。

38人もいるから、自分が行動しなくても大丈夫だろうという気持ちを全員が持ってしまったために発生したのだと思われます。

大勢いたからこそ、通報できなかったというあるいみ矛盾しているかのような例ですね。

 

このような、大勢いればいるほど自分が傍観者の立場になってしまう現象が傍観者効果です。お判りいただけましたか?

 

では、続いてこの傍観者効果が起こる原因について説明していきます。

それは3つあります。

 

 

1:責任分散

 

責任分散というのは、自分と同じ状況の者が多くいるとき、自分にかかる責任が分散されていると考え、「自分ひとりくらいやらなくても大丈夫だろう」と考えることを指します。

例えば授業中であれば、自分が手を挙げなくても他の誰かが挙げてくれるだろうと考えることを言います。

このような責任分散が、日本人の積極性を失わせているのです。

 

 

2:多元的無知

 

これは、他の人の考えを勝手に解釈して行動を起こすことを言います。

例えば上で述べた事件でいうと、「おそらく、他の誰かがもう通報しようとしているだろうから自分は何もしなくていいだろう」という考えが該当します。

他者の行動を勝手に予想し、誤解しているのです。

この他者の行動への誤解である多元的無知も、傍観者効果を引き起こす要因の一つであるといえます。

 

 

3:評価懸念

 

これは、読んで字のごとく、自分の評価を気にすることを意味します。

大勢の前で自分の意見を主張し、もしそれが間違っていたら、面白くなかったらといった考えを巡らせた結果、手を挙げにくくなるのです。

 

これらの責任分散・多元的無知・評価懸念の3つが原因で、大勢の前では傍観者効果が発生し、積極的な発言がためらわれます。

また、これに対する対処法を紹介できればいいのですが、こればかりは人間の集団心理であり、どうしようもないのではないかと思われます。

大勢の前で生徒に手を挙げさせるというのは至難の業のようですね。

 

 

まとめ

 

 

今回は、日本人が積極的に発言しない原因は何か?というテーマで話してきました。

大勢の前では、私たち人間には傍観者効果というのが発生します。

人がいっぱいいるし、「自分一人くらいやらなくても他の人がやってくれるだろう」とか、「もう他の人がやるつもりだろうから、自分はいいや」や、はたまた「みんなの前で間違えたらどうしよう」といった感情が、自らを無関係の人間のように振舞わせるのです。

そのため、授業中や会議中に手を挙げて発言することはなかなか叶いません。

 

また、なにかこの傍観者効果への対策法があればいいと思って探したのですが、どうもいい方法が見つかりませんでした。

集団心理というのは私たちの心に深く根付いているので、改善は難しいのです。

これからも授業中の挙手についての研究はつづきそうですね。




今回の記事はここまでです!最後までご覧いただきありがとうございました。

この記事のほかにも皆様のお役に立てるであろう記事を書いていますので、よかったらぜひそちらもご覧ください!

 

スポンサードリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です