【喫煙者の心理学】受動喫煙を防ぐために喫煙所を撤去することが無意味な理由

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皆さんこんにちは!

今日は喫煙に関する心理学を紹介していきたいと思います。

ぜひ最後までご覧ください。

 

つい最近、買い物をしに駅前のデパートに行こうと思い、道を歩いていたのですが、その途中で少しタバコのにおいが強い場所がありました。

においの元をたどってみると、やはり喫煙所があり、多くの人が群がってタバコを吸っていました。

<<<<< 喫煙所の外で >>>>>

喫煙をやめろとは言いません。全然吸ってもらっていいのですが、周りに迷惑をかけると科学的に証明されているものなのですから、せめてその被害を最小限に抑えるという努力をしてくれよ…と少し残念な気持ちになりました。

しかし、僕は冷静なので(笑)、この状況に対してある疑問を覚えたのです。

どうして市は撤去しないのか?

もういっそのこと喫煙所を撤去してしまえば、はみ出し喫煙者は減って受動喫煙のリスクもなくなるのにな、、、と。

そこで、喫煙所を撤去しずらい理由というものを調べたので、今回は皆さんにその答えをシェアしたいと思います。

 

ネタばらししちゃうと、喫煙所を撤去すると、むしろモラルのない喫煙者を増やしてしまうというのだそうです。

以下で詳しく説明していきますね。

 

 

■1 受動喫煙を防ぐために喫煙所を撤去することが無意味な理由

 

 

 

喫煙所の撤去or拡張に関する実験

 

街中での喫煙をやめさせるために、喫煙所を撤去することが果たして有効なのかを調べた実験がありました。

 

島田(2019)は、工事という名目で喫煙所を封鎖した場合と、喫煙所を拡張した場合とではどちらのほうが受動喫煙に関係する、はみ出し喫煙者が減少するのかについて実験しました。

当初の仮定では、喫煙所を封鎖することでそもそも喫煙者がいなくなり、はみ出し喫煙者の問題も解決されると考えられていました。

しかし結果はそのまったくの逆で、喫煙者の数こそ減った(462→104)ものの、はみ出し喫煙者自体は大幅に増えてしまったのです。

 

どういうことかと言いますと、喫煙所の撤去に屈しず残った喫煙者104名は、喫煙所がもとあった場所に通い続け、そこで路上喫煙しているのです。

その結果、喫煙所を無くしたことで、受動喫煙の元凶であるはみ出し喫煙者が大幅に増加したのです。

 

どうして喫煙所がなくなってもそこでタバコを吸うのか?

 

では、上の実験で喫煙所がなくなったのにもかかわらず、なぜあれだけ多くの人がタバコを吸い続けたのでしょうか?

それは、タバコが習慣化してしまっていることが原因だと考えられます。

 

上の実験で撤去されたにもかかわらずタバコを吸いに来た人たちは、もとあった場所の周辺の花壇など、腰かけられる場所をわざわざ探して吸っていました。

これってすごいことですよね。

我々人間は弱い生き物ですから、面倒なことは極力避けて生きています。

絶対に自分の力になるであろうことも、少しでも面倒だと思えばやめてしまうのです。

例えば勉強ですね。

 

そのような面倒くさがりの私たち人間に、喫煙所がなくなったにもかかわらず、わざわざそこに向かわせるほどの依存性をもつタバコは恐ろしくも思えます。

その強力な依存性によって、喫煙所がなくなったとしても同じ場所で吸い続けるという行動をさせているのです。

 

 

結論:喫煙所を撤去しても無駄

 

ただ習慣化してしまったもの、例えば間食などであれば意識次第でだれでも解決できますが、ニコチンなどの依存性の高い物質が含まれているタバコは話が変わってきます。

体に染みついたタバコの習慣は、吸う場を撤去したところでぬぐい切れないのです。

いやむしろ、喫煙所を撤去することで、行き場を失った喫煙者が街中のいたるところでタバコを吸いだし、受動喫煙がより深刻な問題になってしまうかもしれません。

つまり、喫煙所を撤去するという方法は、受動喫煙の解決にはなんの効果もないということになります。

 

 

 

■2 喫煙所問題の解決策は?

 

 

では、どうすればはみ出し喫煙者などの喫煙所問題を解決することができるのでしょうか?

 

喫煙所の拡張

 

喫煙者が喫煙所からはみ出してタバコを吸っているのはシンプルに喫煙所が狭いからです。

喫煙所というのはたいていは国民の税金から支払われています。

しかし、タバコに対する負のイメージから、喫煙所に割り当てる予算というものはあまり多くありません。

そのため、どうしても喫煙所というのは喫煙者の割に合わない広さとなっています。

 

喫煙者を良く思わない気持ちは確かにわかります。

受動喫煙によって健康被害がでることが分かっており、ぜひとも全員に禁煙してほしいという気持ちは僕も同じです。

しかし、禁煙というのはそうそう簡単に今日明日でできるものではないですし、現状喫煙者の数はかなり多いのです。

そのため今は、せめてタバコの影響を最小限に抑えてもらうために喫煙所を充実させて、長い目で禁煙させるのが良いのではないでしょうか。

 

 

そもそも無害なタバコを吸ってもらう

 

近年、電子タバコなどが流行っていて、すこしは周りに気を遣った喫煙者が増えてきてはいますが、電子タバコも無害というわけではありません。

少ない量でも、多くの人が一度に吸うと決して見逃せる被害ではないのです。

多くの人が望むのは被害0です。

そのためにオススメなのが、以下の記事でも紹介したのですが、アメリカの方で開発された有害物質0のクリーンな電子タバコがあります。

 

タバコで緊張が和らぐのはただの思い込みです。【心理学が明かすタバコのプラシーボ効果】

2019年4月17日

 

そのような、全くの無害な電子タバコが一般に広まれば喫煙所問題も解決なのですが、やはり有害であるからこその美味しさがタバコにはあるようで、なかなか難しそうですね。

 

 

 

■3 最後に、、、

 

 

何事においても、悪い習慣を絶ち切るにはかなりの決意と時間が必要です。

勉強のあいまについついYoutubeを見てしまうという悪い習慣を直そうとしても、「音楽を聴いたほうが集中できるかも」とか「勉強動画見よう」といった風に都合のいい理由をつけて続けてしまい、結局勉強が進まないという経験は誰でもあると思います。

また、世の中の多くの女性がダイエットに挑戦しては失敗しているのも、習慣を絶ち切ることの困難さが関係しています。

しかし、まだYoutubeや食生活などはましです。

喫煙に関しては、タールやニコチンなど、やめるのに待ったをかけるような物質がもれなく含まれているのです。

そりゃ、なかなかやめられませんよね。

 

とまあこんな風にですね、タバコというものはそう簡単にやめさせられなくて、喫煙所を撤去するくらいではむしろ被害が増えると考えられます。

そのため必要なのは、現段階での被害を最小限に抑えることであり、はみ出し喫煙者を減らすためにも逆に喫煙所を広くしてあげるくらいのほうがいいのではないかと思います。

 

最後に、このような喫煙者が喜ぶようなことを言っている僕も、実は喫煙者なのでは?と思っている方、僕はタバコが大嫌いです!安心してください(笑)

 

今回の記事はここまでです!最後までご覧いただきありがとうございました。

この記事のほかにも皆様のお役に立てるであろう記事を書いていますので、よかったらぜひそちらもご覧ください!

 

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